2010年12月2日木曜日

ボイシ(Boise)へ

グリーンカード申請の書類を、全て提出し終わってから約1ヶ月。

入国管理局から通知が来た。私とマサと、一人ずつ面接があるらしい。

言葉が不自由な私達は、何を聞かれても答えようがないし、とにかく夫のRob
が頼みの綱である。

私は10:00から、マサは9:00からの予約だった。
Robによると、面接と言っても、指紋の採取がメインらしい。

こちらでは、私達のような外国人だけでなく、国民も就職や進学などの時に
指紋を採られるのだそうだ。

入国管理局は、アイダホの首都Boise(ボイシ)にあって、此処 ツインフォールズ
から車で約2時間を要する。

マサの予約時間9:00に合わせて、私達も一緒に入局することが出来た。

最初のマサは、スムーズに終了。
顔写真を正面、横向きと二枚撮られ、コンピューターで両手指の指紋を採取した。

しかし、私の手は乾燥がひどくて全部の指の指紋を採取する事が出来ないと言う。

乾燥がひどいと言っても、見た目何ら手が荒れている様子は見られない。
自覚があるといえば、アイダホに来て3ヶ月目の頃から、手のカサつきが気になって
炊事や水仕事の時は、ゴム手袋を使うようにしていた事だけだ。

これも乾燥気味の気候と関係があるのだろうか???

ともかく、私だけは後日出直しとなった。

2時間も掛けて来たのに。。。

でも、こればかりはどうしようもなかった。また今度Robと二人でデートできると
思えば良いか。。。

入国管理局の人がお勧めのハンドローションを紹介してくれた。
コーンハスカースローションと言って、コーンの収穫に携わる農家の人の手荒れに
良いとされるオイルフリーのローションだった。

Robのお父さんも昔、足に塗って使っていたという、おなじみの逸品らしい。

これを一日20回手に塗ること。
そして、夜は手袋をすること。
素手で食器を洗ってはいけない。

これらを注意された。

次回、指紋採取に失敗したら、一度日本に帰国して、警察で犯罪歴が無いこと
等を証明してもらわなければならない。と。

でも、炊事と食器洗いは、やっぱりしない訳にはいかないし、、、、
だって、5人の子供が口を空けて待ってるからね。

きっとRobは助けてくれると思うけど。。。

この日から、私の”ローション浸りの日々”が始まった。

約一時間置きにローションを塗って、終日”軍手”を装着。
出かける時も、冬の冷たい風にさらされないように、お出かけ用の手袋をする。

寝る時もたっぷりローションを塗って”軍手”のお世話に。

でも、朝起きると、たいがい”軍手”は床に投げ捨てられていた。
現在、ローションをつけ始めてから、約10日。

私の手指は、美しく潤っている。。。ように見えるのだが???

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