2010年12月9日木曜日

英語・日本語

私の英語嫌いは、すでに中学校の頃から始まっていたと思う。

晩年に差し掛かって、よもや英語圏の国へ移住しようとは、思いも
よらなかったので、つまり英語を習得する努力をほとんどして来なかった。
しかし、振り返れば、学習の機会は幾度となくあったのである。

例えば、友人に英語ペラペラの女性が数人居る。

教会で英語圏の国から来た宣教師と何人も友達になった。

子供のために、教会の英会話教室に通った事もある。
ただ、その機会を有効利用する努力を怠って来たという訳だ。

Robと出会わなければ、恐らく死ぬまでわたしは、純日本人のままで
いた事だろう。


先日、R0bが中学校の教鞭の実習で、日本についての紹介をする機会を得た。

純ジャパニーズの私は、浴衣を身に着けてRobと供に、アシスタントとして
スクールに同行する事になった。

長年の日本暮らしでRobは、掛け軸や番傘、浮世絵、扇子などを幾つも
持ち合わせていて、子供達も興味深々だった。

授業の中では、主に「言葉」についての話が中心で、「ひらがな」
「カタカナ」「漢字」の使い分けや意味などが紹介された。

今現在、私は英語の習得に四苦八苦しているが、考えてみると「日本語」とは
我が母国語ながら、何と美しい言語だろうと思う。

言葉の持つ意味合いや、繊細な感情を、3つの言語(ひらがな、カタカナ
漢字)の中から、適切な表現を選び出して、文章として綴る。

こんな素敵なセレクトを行っているのは、日本人だけじゃないだろうか?

もう少し詳しく言うと、日本人は、もうひとつ違う言語を操っていると思う。
それは「ローマ字」。

これは、なかなか便利な方法だ。

以前、友人の友人にオーストラリア人の方がいて、日本語を学んでいたのだが
帰国後、メールを送るのにローマ字を使っていたそうだ。

折角だから日本語でメールしたい!でも日本語に変換できるパソコンを
持っていない!
そんな時、ローマ字なら日本語を使うことができる、という訳だ。

4つの言葉を操ることの出来る日本人。

そう!私は日本人なのだから、英語くらい容易くマスターできるはず!!!と
自分を叱咤激励してみるのだが。。。。

0 件のコメント:

コメントを投稿